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テンションとは
テンションとはテニスガットを張る際の”張る強さ”のことで、単位はポンド(lb)です。
ラケットによって適正テンションは変わりますが、多くのラケットが45ポンド~60ポンドの間で張られています。
数値が高ければ高いほど強い力で張られ、逆に低ければ低いほど、力は弱まっていきます。
強く張れば良いというものでもありませんので、簡潔にまとめてみました。
テンションが低ければ低いほど
- 反発力が高い
- スピン量が増える
- ボールが食い付く
- 打球感が柔らかくなる
テンションが高ければ高いほど
- 飛びが抑えられる
- スピン量は減る
- 球離れが速い
- 打球感は硬くなる
テンション低い方がいいの!?ってなると思いますが、低すぎると飛びすぎて振りきれなくなったり、コントロールしづらかったり、ボールが食い付きすぎて変な打球感になったりします。
テンションが高すぎてもボールが飛ばな過ぎて打ち方が変になったり。
結局のところ重要なのは”自分に合ったテンション”です。
パワーがある人やガンガン打っていく人は高く、女性や非力な方は低くする傾向にあります。
自分に適正なテンションがわからない場合は、ラケットの適正テンションの真ん中を試してみましょう。(45-60の場合は52ポンド)
次回ガットを張り替える時にもっと飛ばしたいという場合は低く、飛びすぎたという場合は高く調整してみましょう。
季節によってガットを張り替える
『夏場は2~3ポンド高く、冬場は2~3ポンド低く張りましょう』とよく言われます。
理由としましては、ボールのバウンドの変化です。
テニスボールは気温が高ければ高いほどバウンドも高く、気温が低ければ低いほどバウンドも低くなる特性を持っています。
バウンド=反発力と置き替えたときに、夏場はボールが良く飛び、冬場はボールが飛びづらくなる、と言いかえれます。
ですので、夏場は飛びすぎるボールを抑えるために少しテンションを高く、
冬場は飛びづらいボールをもっと飛ばすために少しテンションを低く張ることをすすめられています。
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